2009年9月12日土曜日

さびしい風景


トンネルを抜けてここにくるといつも、しゅん、としてしまう。しゅんというのが正しくなければ、胸のなかを気温の低い空気がよこぎっていく。なんだか、肺の温度が低下するんだ。
トンネル→ブタで、『千と千尋』を思いだすんかなぁ?ある日uotaさんが「さて、こいつらを食べるとするか」と宣言するのが待ちどおしいのかなぁ・・・食べられることになるくせに、どこにも逃げていかないブタがあわれなのかなぁ・・・そんなありきたりのことをひとおり考えてみるが、どうもそうじゃないみたいだ。

どうやらわたしは、ここのリアルなテクスに反応してるみたいだ。ブタの皮膚のシワまで表現された陰影の強いテクス、顔のあたりもそばかすの表現といいぴちぴちしたピンク色の鼻といい妙にリアルだ、すごくよくできたシロツメクサの奥には盆栽の苔のようなテクス、それを覆うようにしげる雑草、この雑草も半分はブロンド色に枯れていてスギナみたいだ。白い建物からぶらさがっている赤、白、紫の旗。どれも洗濯のしすぎて色があせている・・・でもなぁ、そういうものがわたしをさびしくさせるのかな?

ただ単に、三匹のブタがうつむきがちにそこのいるからかも知れない。これが10匹ならさびしくはないだろうし、視線をあげ明るい未来をみつめている風ならやっぱりさびしくないだろう・・・

じっさいはよく分からない。

uotaさんはわざとやっている気がする。ここにブタの声をおかず、風鈴の音を置いているんだもん。

pig
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そうそう。ルイスさんのライブに行ってきた。もしかしたら、この人の曲ってwaterlandの中央広場でむかしずっとかかっていなかったかなぁ・・・違うかな?きれいな旋律がずーっとつづいてゆく、そんなイメージが似ているんだよね。
じつは、ルイスさんの演奏も、あの中央広場のピアノの曲も、あんまり好きじゃない。きっと、わたしの雑な感性ではすくいとれない繊細なものあるんだろうなぁ・・・わたしはじぶんにがっくりしながらもすぐに眠くなって落ちてしまったのでした。

2 件のコメント:

  1. 実は私も、彼のピアノの音は好きでは、ありません。
    生演奏を聞いていないから、あれですけれども。
    どうにも、好きじゃないんですよね。。
    初めて聞いた時に、uotaさんに、感想を聞かれて、
    ひどい事を言った記憶があります。。。

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  2. あ、aminaさん、、コメントありがとうございます^^わたしの乱暴な感想にコメントいただいて、びっくりです^^;
    「どうにも好きにじゃない」っていうことでは同じっぽいですけど、わたしとaminaさんとでは素養(もなにもかも)があまりにも違うので、、、、わたしの場合はたぶん食わずぎらいっていうことだと思います。
    そうだ!さいきんでは、ドビュッシーですけど、「沈める寺」っていう曲がちょっと気にいりました。難しい曲だけど、好きになれそうな予感がします^^

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