2009年9月16日水曜日

ここいいわ

どういうわけか、こういうところが好きです。たぶん、小学生のころ、海水浴場でこういうのつくってたせいじゃないかな?泳ぎにいって疲れたときに、波打ち際の砂に穴をほると海水がたまって、それで小さな海をつくったり、そのまわりに土手や山をつくったりした思い出があります。もちろん、城とかね。あれは楽しかったな。水をふくんだ砂を握って力をぬくと、にゅーっと砂がこぼれていって、まるでマヨネーズみたいにうんちみたいなかたちがにょろにょろできた。どういうわけか、夢中になってやりました。普通の砂場の遊びよりもずっとずっと面白かった。

uotaさんも夢中になってつくった跡があります。緑の岩で堤防をつくり、橋をかけ、半島のほうにもコンクリートで堤防を築く・・・たぶんこういう地形はこわれやすいんだと思うけど、それを必死に維持しようという、意図がみえるような気がする。この小さな湾と半島を大事にしたいと思ったんじゃないかしら。

実は、わたしは水泳は得意だけど、海で泳ぐのは苦手。岩場の海水で泳いでいると、岩のむこうから首長龍がでてきそうな気がして、あんなに恐いものはない^^;あわてて岩場に泳ぎついたけど、そこは砂浜からは遠いし、海に戻れば首長龍がまだいるし・・・少なくとも、恐すぎて、疲れきっていたのだ。もう泳ぎたくない!ところが、岩場は絶壁だった!わたしは迷ったあげく、絶壁ではない岩場の部分をさがしてのぼることにした。それでもすごく急だった。それにすごく高い山になっていた。でもがまんしてのぼった。なんせ、海には首長龍がいるから、うえに逃げるしかない。岩場はすごくのぼりにくかった。というのは、両足にフィンをつけてたのをはずして、それを両手にもっていたから。のぼっていくと、もっと急になってとうとうそのコースも絶壁になってしまった。いまさらもどることもできない。斜面はのぼることはできても、おりるのは絶対無理な角度だった。
山のちょうじょうまではあと少しだけど、とにかく急だ。のぼることもおりることもできないところに来てしまったことに気づいた。わたしは腹ばいになってのぼりつづけていたが、いちどからだをひっくりかえして、岩のうえに腰かけた。それで砂浜のほうや岩場で泳いでいるひとたちを眺めた。天気はいいし、気持ちのいい風も吹いているし、みんな楽しそうに泳いでいる。けれどもわたしといえば、途中あせって海から岩場にのりあげたときに、スネを岩にこすって血がたらたらでている。家族の姿をさがしたが、人のかたちはみんな小さくてみつけられなかった。このまま下手をして落ちてしまったら、岩にからだを打ちつけてきっと死ぬだろうなと思った。しかたなく、わたしはフィンを捨てることにした。フィンはまっさかさまに海のなかに落ちていった。赤いお気に入りの奴だったのに。でも、これで、一気に両手でも岩場をつかんで、山のちょうじょうまではいあがる作戦だ!わたしはまた岩場にはいつくばると、一気に岩場の崖をのぼりはじめた。

というわけで、海で泳ぐときは、こんな風なちいさな湾(入り江?)がいいな^^

2 件のコメント:

  1. ここは、浜辺の景観に変化をつけるためにつくったんだけど、warterlandのエッセンスを凝縮したようなところです^ ^
    ベストスポットのひとつかもねw

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  2. おぉ!そんなに?
    じゃ、もういちど味わいなおそぉ・・・でも、最初からここは好きでした^^

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