やや有名な部類の話になるが、waterlandには暗部がある。w1だと沼地あたりがブキミだ。あの橋はどうしてあんなに気味がわるいのだろうか。2本の川の合流点にちかくにはおもわせぶりにビールのあきビンがかぷかぷ浮かぶ。w2には廃屋や浮浪者の居住エリアがあったりする。ところが、w3になるとほんとにない。暗部がない・・・すべてが陽光のした、明るく、のどかだ!
そう思っていたら、鹿領主さんのお城(お住まい?)がどうやらw3の暗部なのらしい。
それはw3のいちばんおくまった、いちばん高みにある。王冠をかぶったガマがでむかえてくれる。王様のつもりなのだろうが、何様のつもりかと、わたしは思った。でも、魔法がとけたら王様なのだろうな、とも思ったが、とくに感想はなかった。無理に感想を言えば、選挙におちたらただの醜悪なおっさんだったっていう国会議員みたいなものかも知れない、いやその逆みたいなものかも知れない、と思ってみた。
すこしこんがらがってしまった。
お住まいの中に入ると鹿領主さまがいらっしゃった。いや、これはただのお人形だ。ご本人は不在だった。それにしても、つのの途中から木の枝がのびそこには肉の花が咲いている。「肉の花」・・・・なんという不謹慎な!わたしはおもわずなんとかという中国の故事成語をおもいだしてしまったが、それがなんという言葉かはおもいだせなかった(人生そんなもんさ)。鹿領主さまのお人形のむこうには、おんなのこの絵が。これがなかなかなんともわたしの趣味だ。もらっていって、新聞社の壁にかざりたいくらいです。
そしておくの部屋は寝室。しかし、このクッションの数は!なんという恐ろしい光景だろう。わたしもよく眠れなくなる夜があって、そういうときは枕をとりかえる。さらには座布団をおりまげてみたり、タオルを重ねてみたり、いっそ枕なしでいってみようと考えたり・・・それでもねむれない。むなしい努力となるのだ。枕をとっかえひっかえしながら、「これじゃ、明日の試合で走れねーよー」と何度枕をぬらしたものか。そう、これはそんな夜のわたしのベッドのようだ!眠れない恐怖をうったえたものに違いない。心を見すかされたようで、お、おそろしい・・・
ここの領主さまとは、いちどだけお買い物をごいっしょしたことがあった。とても良い方なのに、その趣味はどうなのかしら?とおもうことがおおかった。ところが、そのなかには確かにすばらしいものもあって、すごく楽しかったのはじじつだ。自分が知らない自分を教えてもらっているような気分だった。
このお部屋も、案外わたしの暗部とつながっているのかもしれない。
わたしの報告は以上です。
the deer lord 's house
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2009年9月2日水曜日
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なんかすごくミステリアスね^^
返信削除行ってみたくなるね^^
あーーー ランドマークがないw
こりゃいかん!
領主さまはとてもいい方ですが、趣味はなかなかミステリアスですな...
たしかに3の暗部の気配はだなw
うーん、ランドマークのつけ方が、まだ分かりません^^;ごめんなさい;;
返信削除ほんとに初めて行ったときは、なかなかおくの部屋にたどりつけず迷ってしまい、なんだか普通以上におかしな気分になったものでした^^;
ronaちゃん!どういうこと???
返信削除私の趣味おかしい??ぶw
また行こうね〜
noroさま
返信削除趣味はけっして普通ではないと思いますが、それはそれでいいと思います^^
アートに寄っているせいもあるのではないでしょうか?
このままのキャラでいきましょうw
ronaさま
ベッドの枕のところの記述が秀逸ですw
実におそろしくもミステリアスであります!
noroさん、コメントありがとー^^
返信削除いいえ、洗練された趣味だと思いますよぉw
個性的でもありますけど^^
でも、とっても素敵です。
uotaさん、フォローいただいてありがとうございます^^