Honey Spot

waterlandの庭木職人、emちゃんが好むもの、置くものはどれもすごくかわいくて、たいていファンタジックだ。とくに、シムが引っ越すまえ、waterlandの隣にあったむかしのemちゃんの家はほんとうに妖精のおうちのようだった。綺麗さっていう意味ではwaterlandの続きのようだったが、けれども、たしかにぜんぜん違う空間で、迷い込んでしまったような、じぶんも妖精になってしまったような感じがしたものだ。そこに置いてあるものはいちいちすぐれもので、リアルだったり、キュートだったり、アイデアやセンスがよかったりしたが、その分プリム数も多いものばかりで、当時20プリム制限の暮らしをしていたわたしはうらやましくてしかたなかった。でも、今プリム数をずいぶん使えるようになって、じぶんの土地をあらためてみると、あ、そういうことか、とがっかりしてしまう。つまり、センスが違うってことみたいだ。
　waterland２に住むことが決まったころ、emちゃんはuotaさんに「あんまりファンタジーすぎるのはダメといわれた」と言っていた。たしかに、waterlandっていうのはよくある南国リゾートではないし、ショッピングモールでもないし、エルフの住む国でもない。バランスのとれたなかで暮らすことが大切だ。そんななかでemちゃんは、自分のなかにあるイメージを全開にせず、ひかえめにしているんだと思うけど、でも、それはそれで、emちゃんの今の島の雰囲気もとってもいい。ひかえめなファンタジーがとってもいいって思う。
　そんなひかえめemちゃんの、今のところの最高傑作（emちゃんの島はのぞいて）がこのハニースポットの林だと思う。妖精が住むような深い森ではないけれど、ふとユニコーンとであってしまいそうな場所だと思う。白樺なのかな、白い樹が多いせいか、とっても清潔な感じもいいね。ちょこちょこって置いてあるアイテムもすごくいい。デザインがよくて、かわいくて、不思議な感じ。
　ここでよく会う人もいるんだ。はずかしがりやな人らしいので、ここには紹介しないけど、彼女もwaterlandをこっそり楽しんでいる組の人だと思う。
　今日その林にいったら、イーゼルのセットが置いてあった。これはuotaさんが置いたものかな？さっそくSSを撮る。ああ、もうちょっと画家っぽい衣装を着てくればよかったな。
　そうそう、emちゃんの作るものは、とってもおいしそうだってことも忘れちゃいけなかったよ！